工賃とは?
一般企業などで働くのが難しい方々が、作業所で部品の検品や雑貨作りなどの作業をして受け取る報酬のことを工賃といいます。
ユネスコ・ジャパンでは、地域清掃活動に参加し活動を行うと工賃を受け取ることができます。ご自身の都合の良いタイミングで、最低1時間の作業など低いハードルから活動をスタートさせることができます。
ユネスコ・ジャパンの地域清掃活動の参加方法
1.障害福祉サービス受給者証の取得方法
ユネスコ・ジャパンの地域清掃活動に参加し工賃を受け取ることができる方は、障害者手帳または障害福祉サービス受給者証のいずれかをお持ちの方です。
<障害者手帳とは?>
障害があることを証明するためのものです。
申請方法
⑴市区町村の障害福祉課(地域により名称が異なる)で交付申請書と診断書の用紙を受け取る。
⑵指定医を受診し、診断書を書いてもらう。
⑶市区町村の障害福祉課に交付申請書と診断書を提出する。
⑷都道府県で判定を行う。
⑸障害者手帳が交付される。
<障害福祉サービス受給者証とは?>
障害福祉サービスを受けるために必要な証です。
サービスの利用申請は、指定特定相談事業所に依頼するかご自身で行うかの2パターンです。2つの方法の大な違いは誰がサービス利用計画案を作成するかです。指定特定相談事業所に依頼する場合は相談専門支援員が、ご自身で申請を行う場合は、ご自身又はご家族の方がサービス利用計画案を作成します。
1-1.指定特定相談事業所に依頼する場合の申請からサービス開始まで
⑴申請
各市町村の障害福祉課(地域により名称が異なる)の窓口で申請を行う。
申請に必要な持ち物
・マイナンバーカードまたはマイナンバーが分かる書類
・認印(印鑑登録をしていない印鑑) ・障害者手帳(ない場合は医師の意見書)
⑵認定調査
調査員がご自宅を訪問し様々な質問をし、障害支援区分を認定する調査を行う。障害支援区分は障害や心身の状態などによって、必要な支援を1~6段階に分けた区分です。
⑶障害支援区分の認定
⑷サービス等利用計画案の作成・提出
相談専門支援員が計画案を作成、各市町村役所の障害福祉課(地域により名称が異なる)に提出する。
⑸支給決定
障害福祉サービス受給者証の交付
⑹サービス等利用計画の作成
⑺サービス利用開始
⑴~⑺までかかる期間は、概ね1ヶ月です。
1-2.ご自身で申請する場合の申請からサービス開始まで
⑴申請
⑵認定調査
⑶障害支援区分の認定
⑷サービス等利用計画案の作成・提出
ご自身やご家族が作成、各市町村役所の障害福祉課(地域により名称が異なる)に提出する。各市町村で書式が定められている場合がありますので、各市町村のホームページをご確認ください。
⑸支給決定
障害福祉サービス受給者証の交付
⑹サービス利用開始
⑴~⑹までかかる期間は、概ね1ヶ月以内です。
ユネスコ・ジャパンの地域清掃活動に参加するメリット
- 自身の都合の良いタイミングで最低1時間の作業を行うことで、工賃を受け取ることができる。
- 活動を行うことで地域の方から労いの言葉をかけてもらうことがあり、自己有用感を持つことができる。
- 作業前後の変化が視覚的に分かりやすく、達成感を得られる。
- 特別なスキルや資格がなくても活動できる
- 一人で取り組むことができる。